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リトル・バイ・リトル / 島本理生


 評価:★★☆ 2.5

 島本理生さんの作品を読んだのは初めてですが、単純に文章が上手くて読みやすいなあ、と思いました。特に目を引くような比喩があったりとか、綺麗な言い回しがあったりするわけではないんですが、さらっと読ませる安定感があるなあ、と。

 内容は、主人公の女の子の成長(?)だと思います。家庭の事情は複雑だし、状況も困難なのだけれど、それでも俯いたりはせず(大げさに前を向いたりはしないけど)少しずつ生きていく少女の姿は素敵だと思います。家庭、父親、通っている書道教室の先生、等のエピソードは面白く、興味を持って読めました。ただ、この小説の中でも一番重要とされているであろう恋愛の部分に関しては、あまり楽しんで読めたというわけにはいきませんでした。おそらく、気恥ずかしい気持ちになってしまったからだと思います。他の部分に比べて(おそらく意図的尾ではなく、無意識の内に)幼稚になってしまっている感のある恋愛部分のストーリーは、なぜだか、あぁ、という気持ちになる。ラストシーンもなんだか唐突な気がして、ちょっと置いてけぼり感。

 きっと、この作者がこれからもっと多くの恋を経験していけば、こういった恋愛に関する話の展開も変わるんじゃないかな、と思います。もしくは、恋愛要素のあまり多くないお話を書いてみるとかすると、面白いかも。なんだか偉そうだけど、僕はとっても期待しています。
Author: mine
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